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零の音

瀬対ユウキによる【グローランサー シリーズ】中心非公式ファンblogです。

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ディスウォAVENGERS小説【彼がアーマーを脱いだのなら】

ディスウォAVENGERS小説【彼がアーマーを脱いだのなら】

ディスウォアベンジャーズのDVDを見て私服の社長が可愛過ぎた記念。(笑)
アキラ×トニー。腐向け。

『追記を読む(↓)』からどうぞ。



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ヒーロー達みんながディスクから解放された、あの日から3ヶ月。普通の日常生活に戻った俺はヒーロー達との繋がりを持ったまま中学生としての生活を送っている。
ただ、俺のパートナーであるトニー・スタークことアイアンマンとはあんまり連絡が取れなくなってしまったけれど。ヴィラン達が破壊した建造物や地域の復興だとか、社長不在で運営し続けたスタークインターナショナルの溜まりに溜まった仕事だとか、ディスクに閉じ込められていた時に出来なかった研究だとか、片付けなきゃならないことが沢山だとトニーは電話で話してきた。
つまんない。と臍を曲げたら、兄さんと父さんに苦笑された。俺はもう子供じゃない。けれど、「大事なパートナーに会えないのは寂しいじゃないか!」と言えば、兄さんも少し寂しそうに「そうだね。」と微笑んだ。分かってる。兄さんのパートナーであるソーはあの後アスガルドに帰ってしまったから、会いたくても会えないんだ。
俺は会いたいと思えば会える。だって、トニーは地球にいるんだから!

「よしっ!」

「アキラ?」

「明日、会いに行って来る!」

「誰に?」

「トニーに!」

こうして俺のサプライズ訪問が決まった。内緒でペッパーさんに連絡を取って、トニーには秘密にした。トニーは明日、ディスクシステムの解析の為に日本の別荘に来るらしいから、きっと会える!まるで遠足前みたいにワクワクしながらインラインスケートを準備して、俺はベッドに潜り込んだ。
真っ白なシーツにくるまればトニーの驚いた顔と、その後に続く笑顔が思い浮かんで俺は小さく微笑んだ。明日が楽しみだ!



朝早くに兄さんに起こしてもらって、あつくバターを塗ったパンととろとろの目玉焼きにかぶりつく。顔を洗って、着替えて、何度も何度も時計を確認する。あと少し。あと少し。急げ。急げ。赤色の帽子をかぶって、インラインスケートを履いて玄関から飛び出した。
歩き慣れた道をすいすいと走って、心地の良い風に吹かれてく。「アキラ!気を付けるんだよ!」と兄さんの声が遠くまで響いてきて、俺は大きく手を振った。はやくトニーに会いたい!

トニーの私有地に入って到着したよとペッパーさんの携帯を鳴らす。世界有数の金持ちの敷地は広い。漸く白くて大きな建物が見えれば、俺はインラインスケートのスピードをあげた。玄関ではペッパーさんが俺を迎えに来てくれていた。小さく手を振って、唇にしーっと人差し指を翳す。
トニーには内緒。2人で笑いあって建物の中に入ってゆく。
みんなで食事したり、ゲームしたり、作戦会議をした懐かしいリビングルームに今はたった1つだけ人影がある。黒い半袖Tシャツを着た人影は、書類整理をしているのかソファーに座って忙しなく指を動かしていた。

「トニー。お客様よ。」

ペッパーさんが呼べば、人影が気付いてこっちに振り向く。よく見慣れた筈の俺の最高のパートナーの姿。だった筈なのに…

「アキラ‼︎?」

ドキンッと心臓が高鳴った。あれ?おかしいな。何でだろう?俺に驚いたトニーの姿はとっても…そうだ。可愛い。とっても可愛い!

「何でアキラが此処に?ペッパー!アキラが来る事を俺に黙ってたな!あーあー、お前が来ると分かってたならこんな気の抜いた姿なんて見せなかったってのに。かっこ悪いだろう。」

苦笑するトニーはまた可愛くて心臓がドキドキと煩いくらいに鳴っている。頬も馬鹿みたいに熱い。今までアーマーを纏ったアイアンマンの姿しか見た事がなかったから、私服のトニーなんてまったく知らなかった。髪はふわふわで触ったら柔らかそうだし、程よく鍛えてる身体のラインは何だか艶っぽい。胸元にほんのり輝く蒼色が神秘的で。嗚呼、嘘みたいだ。俺、トニーがすごく可愛くて堪らない。

「アキラ?どうした?顔が赤いぞ?」

「わああああっ!」

首を傾げながら俺の額に伸ばしてきたトニーの手を必死に振り払う。だって、だって!可愛すぎる!アーマーを纏ってないトニーがこんなにも可愛いなんて反則だ!間違ってる!

「なんだ?ははーん。さては、俺に会いたくて急いで来たな?久し振りだからな。だからお前は子供なんだ。」

減らず口は相変わらずなのに、微笑んで話すトニーは際限なく可愛い。と、取り敢えずトニーと距離を取らないとマズイ気がする。首筋とか、Tシャツの胸元とか、太腿とか、気になって目のやり場に困る。心臓が煩い。落ち着け!突然ぽすんっと頭に触れた温もりに顔をあげる。

「まあ、でも。…俺もまだまだだな。なんだか、お前の顔を見たら疲れも吹っ飛んだ。
久し振りだな、アキラ。元気にしてたか?」

優しい手つきで頭を撫でられて、慈愛に満ちた眼差しで微笑まれた瞬間に俺は漸くに気付いた。嗚呼、俺…。トニーが好きなんだ。

兄さん、父さん、どうしよう。俺、トニー・スタークに恋をしちゃった。
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