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零の音

瀬対ユウキによる【グローランサー シリーズ】中心非公式ファンblogです。

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IRONMAN小説【うちのAI執事が愛息子をかどわかすのだが…!】

IRONMAN小説【うちのAI執事が愛息子をかどわかすのだが…!】

ハワードパパと子トニー様とAI執事。ジャトニです。
イメージイラストはみそ様から御好意で戴いた物です。無断転載厳禁です。

『追記を読む(↓)』からどうぞ。







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君は私の名前を知っているかな?アメリカの軍事産業を支える大企業スタークインダストリーズの社長であり、天才発明家。アメリカの英雄であるスーパーヒーロー、キャプテン・アメリカの友人であり、世界平和の為に日夜働く私の名前を…
そう“スターク”と君はその名を告げるだろう。
少し待ちたまえ。君は今なんと言った?“トニー・スターク”?
嗚呼、残念だがそれは私の名前ではない。それよりも何故 君が“トニー”を知っているのか知りたいところだ。私の可愛い愛息子“アンソニー・エドワード・スターク。”愛称“トニー”。まだ幼いトニーを私は社交場へは出していないぞ。あんなに可愛い愛息子を社交場になど出したら、か弱い羊を狼の群れに投げ込むようなものだ。そんな馬鹿な事をする筈が…まさか、またうちのAI執事J.A.R.V.I.S-ジャーヴィス-が愛息子の可愛い写真を一般大衆に流したのか‼︎?今度はどんな写真を…!嗚呼、失礼。急用を思い出したから私はこれで失礼するよ。プロモーション映像はまた今度だ。私は忙しい。自己紹介?まさか、私を知らないのか?私の名前はハワード・スターク。君が知るトニー・スタークの父親だ。

これはそんな私と愛息子とAI執事の日々の綴り。



仕事がひと段落して久しぶりに自宅へと帰って来た。いつもなら玄関についた瞬間に、花畑のような可愛らしい笑顔で出迎えに来てくれる筈の愛息子の姿がなくてガッカリする。
「トニーはどうした?」
使用人に聞けば「トニー様はお昼寝中です。」と答えた。まだ幼いトニーが眠気に勝てる筈がない。せめて一目だけでもと部屋に入れば、一つのベッドで愛息子とAI執事が横になっていた…目の錯覚か?
目頭を揉んで見直したが、愛息子とAI執事が一緒なベッドで一緒に寝ている。否、AI執事は眠る事を知らない。愛息子はすやすやと可愛らしい寝顔をみせていた。
『トニー様はたった今眠りにつかれたばかりです。お静かに。』
愛息子を抱きしめたまま囁いたAI執事。愛息子の小さな手がAI執事の服をゆるく掴んでいる。そこから伝わる信愛の情。私の居ない間に愛息子が…!トニーが…!目の錯覚だろうか。AI執事の唇がニヤリと笑んだ気がした。



『トニー様、好き嫌いはいけませんよ。』
「ピーマン苦いからやだぁ。」
愛息子が苦手なピーマンにぷうと頬を膨らます。そんなしぐささえ可愛い子だ。フォークに刺さったピーマンを可愛い愛息子はせっせと皿の端に寄せてゆく。
『好き嫌いするようでしたら一緒に楽しい事をしてあげませんよ?』
AI執事の台詞に愛息子が「やだぁ!」と悲鳴をあげ泣きそうな顔でピーマンを頬張りだした。いや、ピーマンの苦味に耐え切れずにぽろぽろと涙を流しながらピーマンをむぐむぐと口へと運ぶ。泣いてまでしたい楽しい事とは何だ‼︎?
『トニー様、苦手なピーマンを食べられてご立派ですよ。さあ、ハワード様の研究室に参りましょう。今日はエンジンの組み立てを教えて差し上げましょう。』
愛息子のキラキラとした眼差しがとても眩しい。



愛息子がソファーで読書をしている。難しい本も愛息子はすぐに理解するから私の子は天才だろう。と一人和んでいたら傍に寄って来たAI執事が愛息子に
『トニー様、一緒に気持ちのいい事をしましょう。』
と囁いて部屋を出て行った。慌てて後を付けたらお風呂の時間だった。AI執事の言い方がやたら紛らわしいのだが。



AI執事が愛息子に『あーん』をしている。デザートを美味しそうに食べる愛息子は可愛いが頬にクリームがついて、AI執事には別の意図があるのではと疑ってしまう。じっと見つめていたら愛息子が突然泣き出しそうになる。
「どうした、トニー!?AI執事に何かされたか‼︎?」
『ハワード様、目が怖いですよ。』



愛息子が工具で遊んでいたら扉に腕をぶつけてしまった。
「いたいぃ。いたいよぉ〜!」
と泣いてしまった愛息子。慌てていればAI執事が戻って来て愛息子の腕を撫でた。
『痛いの、痛いの、ハワード様に飛んでゆけー。さあ、もう痛くありませんよ、トニー様。』
いまなんと言った‼︎‼︎?



愛息子に「おやすみ」を言おうと寝室へ向かったら扉の前でAI執事の声が聞こえてきた。
『トニー様のお尻、とても可愛いですね。触り心地も良いですよ。』
慌てて扉を開ければ、愛息子が新しいうさぎの着ぐるみパジャマを着ていた。お尻にちいさな尻尾があり、もこもこして可愛かった。



廊下を歩いていたら愛息子の部屋からAI執事と切なそうな愛息子の声が聞こえてきた。
『トニー様、いれますよ。』
「あ…!だめぇ!そこいれちゃ!」
『もう我慢出来ません。いれます。』
慌てて扉を開いたら愛息子とAI執事が一緒におもちゃのお片付けをしていた。突然の扉の大きな音にびっくりした愛息子がわあわあ泣き出してしまった。
『ハワード様、トニー様を泣かさないでください。』
面目ないとしょげれば、愛息子を宥めようと抱き上げたAI執事が『トニー様をなかしていいのは私だけです。』と呟いた気がした。気の所為か?誰か気の所為だと言ってくれ。











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